アスペルガーかもしれない

アダルトチルドレン
グレーゾーン
アスペルガー症候群
毒母
父親の自死…



アスペルガーかもしれない私の、
幼少期〜暗黒の10代〜現在までの経験や、
出会った人達の諸々、
世間で起きている事件などから、
私なりの考え方を綴ります。

まずは、知ってください!

私は20年前に父親を自死で亡くしました。


当時はまだ

発達障害やアスペルガー症候群という言葉は一般的に知られておりませんでしたが、

数年経った頃に

テレビでアスペルガー症候群についての話題に接した時、

まず「これは私のことだ」と、


それまでに感じてきた

他人と、

ナニカ、どこかが、ズレているような

違和感や生きづらさについて、


やっっと腑に落ちたと言いますか、

謎が解けたような、

スッキリ目の前が開けた気がして、


「私だけが変なんじゃないんだ、

同じように悩んでいる人が

他にもたくさん居るんだ」

と考えると

自己肯定ができて

少し自信がもてるようになりました。


そして遺伝性のものであることも知り、

父のことを思い返すと、

正に、アスペルガー症候群の特徴が、顕著に

父にはあったと思いました。



父は国立大学を出て東京都庁職員、

入庁試験を受け直して京都府庁職員、

その折に

昇進の為の研修で単身赴任していた時に

精神疾患を患って退庁、


故郷である北海道に帰って療養しながら

大学時代の先輩の伝で会社員として働いていましたが、


躁鬱病、バセドー病も患って

関連の本を読み漁ったり、

通院、カウンセラー通いなどで

闘病していましたが

善くなることなく亡くなりました。


会社で陰湿なイジメがあった事も

後で知りました。




私も、これまでに

主にアルバイトやパートで仕事をしてきましたが、

同じ失敗を繰り返してしまったり、

人一倍、物覚えが悪いことや

やるべきコトをすぐ忘れてしまう、

注意力が散漫でうっかりミスやドジを踏むことが多く、


気持ちでは、

人一倍、真面目に、

精一杯頑張っている、つもりなのに、、

いつも空回りで、

はたから見ると、

違う方向に努力しているとも言われたり。。


とにかく、

何かとズレていて空気が読めなかったり、

不器用といいますか。。



自分で自分を見捨てたいくらい嫌になるほど、

いっくら頑張ってみても改善できないので


「どうして私はこんなにダメなんだろう

人と同じように出来ないんだろう」と



他の人は難なく、

さして努力などしなくても、フツウに。

出来ることが、

私には、出来ない。


だからこそ!との、

人の何倍もの努力も報われない…


ナンデ???(泣)

と、自己嫌悪に陥るばかりでした。




そのように、社会人になってから

自分で実感してみて、

父も同じように

もがき苦しんでいた姿が

ありありと思い浮かび…



私たち親子のように、

人知れず

苦しんだり悩んでいる人が、

きっと

思ったより多くいらっしゃるに違いない

と思い至りました。




その思いを伝えようと、

教育相談の場で話すと、

「そんな、アナタそれは思い込みよ〜

だってアナタ、至って普通だもの〜(笑)」


聞いてくれた友人からは

「そういう事、

他の人には言わない方がいいわよ」



もちろん、

私のためを想っての、

思いやりからの言葉であることは分かるのですが、



通常発達の方には、、

やはり、当事者でないと。


本当の、本質は、

なかなか理解されない。

と、実感しています。



イメージ的に、障害とつくものは

見た目や仕草、言動、知性などに

それなりの特徴があると思われているので、


そこそこの大学まで出ていて知能に問題なく、

就職もして社会人している…

一見すると何も問題のない、フツウの、

父のような人が、、

とは思い至らないので、


本人の思い込みとか、

被害妄想と捉えられてしまいます。


そして、

頑張ってるのに…とか言っても、

「甘ったれてる」

「イケナイと思うならどうして直さないの?」

「言い訳が多い」

と、非難されてますます…


悪循環していきます。



そして、

そんな諸々が、

イジメの元にもなり、

父のように

鬱病を発症し、最悪の事態に発展する、

大きな要因である、と、

強く思うのです。



アスペルガー症候群に限らず、

発達障害の人たちは、私が知るところでは、

普通の人よりも、


みんな、根が優しく、純粋で、

思いやり深く、お人好しですし、

とっても、、真面目な人柄です。 



それが、

言い方にトゲがあったり

考え方が少し極端だったり、

やはりズレていて、

違う方向にいろいろと解釈してしまう…

などの特徴から、

いろいろと誤解されて人と上手く関われずに

自己否定などに陥ってしまうのです。


父の遺書にも、

「こんな自分が生きていたら

皆に迷惑がかかる。

居ないほうが皆のためだ」とありました。


自分のことよりも他人の為に、、と、

純粋に考えられる人なのです。



正直私も、何度となく

人と関わるのがとても辛くなり、

自分の無力さ、無価値感から

居ないほうが世のため…なんて考えましたが、

「死ぬ気になれば何だって出来る!」

と思い直し、

泣き寝入りするのではなく

この現状を改善する方向へ、

私なりに動いてみようと、

このブログからはじめてみました。




このような現実を、

ナンっとか、

世の中の、多くの人に知っていただいて、


一見しただけではわからない、

発達障害に悩み苦しむ人たちを

生きやすい世の中にしていきたいと、


ひいてはイジメや差別が無くなり、

世界中が思いやりに満ちたところになっていくことを。


私は、切に。希望しています。。




昨今の事件についても、

私なりに発達障害が起因していると考えていることがあり、順次綴ってまいります。

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